米Metric Halo社のオーディオインターフェイス LIO-8mkIV、またApple社のMacbook Pro M1 Maxを導入いたしました。

Metric Haloの製品は驚異の製品寿命と、自由自在のルーティングといった点で抜きん出たクオリティであることは以前から知っていたのですが、設計思想がちょっとマニアックなため(笑)これまで足踏みをしていました。新しく開発された『3d』と呼ばれるネットワークオーディオソリューションについても、現時点でのドライバがβ版で日本語の情報が少ないこともあり不安でもあったのですが、AD/DA周りが新設計になったmkIVが2021年末に発売になり思い切って導入に踏み切りました。

M1Macにも対応しているとの情報の通りUSBであっさりと認識され、さらにEthernet接続でもOS MontereyとLogic Pro 10.7.2上で大変安定して稼働しています(buffer size:64, buffer range:Small, Mutithreading:Playback Tracks)。気になるAD/DAの方ですが、いままだデジタル上での動作しかテストしていませんので、今後現場で使いながら見極めていくことになります。

そしてMBPです。クリエイター各方面から大絶賛の声を聞き、急遽導入をいたしました。M1に未対応のアプリケーションは存在するものの、Rosetta2の完成度もあり大変パワフルな作業をあっさりと行なってくれますので、今後はこちらがメインのCPUとして稼働させていきます。併せてThunderbolt4環境での5.7T SSDストライピングRAIDも導入。作業のバックアップ体制も万全です。

追記
M1Mac導入で予想外だったのが、USB Midiの取り扱いです。これまでキーボードからダイレクトにUSBで繋げば簡単に音が出ていましたが、M1Macでは作動しません。USBに電源が供給されていないのが原因?など聞きましたが詳細不明です。色々試しましたが、オーディオインターフェイス上のMIDI端子に、Midiケーブルでキーボードと接続するのが一番安定している様です。おかげでもう何年も使っていないMidiケーブルを引っ張り出すことになりました。